プラスチック成形加工学会の主催する秋の大会「成形加工シンポジア」に参加してきました。年次大会の半分の規模とはいえ、参加者はなんと570名。その盛況ぶりが伺われます。私たち、樹研工業がスタートして51年になりますが、まだまだ進歩を続ける成形加工の世界は、本当に面白いです。
この学会では年次総会は毎年同じ場所での開催のようですが、この秋のシンポジアは色々な場所を転々とします。昨年は福岡での開催でしたが、今年の会場は仙台の国際センターでした。開催地により、少しずつ参加メンバーも異なるため、出会いの場でもある有意義な学会だと思います。アカデミア色より産業色の濃い学会となり、とてもユニークな集まりです。
今回も前回年次総会と同様に、セルロースナノファイバーに関するディスカッションや講演が多かったのが印象的です。これは国を挙げての取り組みとなってきました。構造物や成形素材のほか、食品や化粧品などにも応用が期待される自然由来のファイバーです。これからの発展が楽しみですね。
今後もさらに継続的に参加して行きたい学会です。詳細情報は以下のサイトでご覧になれます。
JSPP(プラスチック成形加工学会)ウェブサイト
NM