渡航期間:9月18日ー24日
RIT事業(Jetro主催の地域間交流支援事業)に参加してきましたので、簡単に報告します。これはJetro主催による日本の特定地域と海外の特定地域の産業交流支援を目的としています。交流といっても商売です。相互に売り込むビジネスマッチングです。去年と同様にスイスでの活動を行ってきました。当社の目的は、マーケティング、情報入手、および人脈形成です。
今回の展示商談、およびプレゼンテーションは、ジュネーブOPI、CERN、スイス連邦工科大学、ヌーシャテル城、バーセルSUDの5箇所でした。日本側からは中部地区の精密加工に関連する中小企業が中心です。各セッションのオーガナイズはJetro、日程調整やアドバイザーとして中部経済産業局、グレーターナゴヤイニシアティブが行う視察商談ツアーでした。
最終日は、ツアーから離脱しJuken Swiss Technologyを訪問し、その後Baselへと足を伸ばしました。Baselでは"Life Science Week"と題し、医療関連の展示会や学会が開催されていました。その一環で流体デバイスに関連するイベントに参加してきました。
この事業は昨年に引き続き2度目の参加となりましたが、昨年以上の情報収集量に加え、大変多くの出会いに恵まれました。こういったツアーでは観光旅行のようになってしまいそうなところ、RITでは非常に充実したツアーとなり、良い感触を得ることができました。一緒に参加されている企業の方々も同様の感触を持たれたのではないかと思います。
《OPI プレゼンテーション商談会、ミニ展示会》
ツアー初回の商談会ということもあり、参加企業は少ないながらも全員の熱気は素晴らしかったです。
《CERN(欧州原子核研究機構) 見学会、プレゼンテーション及び商談会》
ここではツアー参加者の中から2社がプレゼンテーションを行いました。いずれの会社も国内トップクラスの加工技術を保有し、その説明内容も圧巻でした。
続く。