活字離れが叫ばれるようになり、すでに四半世紀くらい経ちました。実は私自身も読書は苦手でした。今も苦手かもしれません。「苦手かも」というのには一つ理由があり、それは自分では楽しんで読んでいますが、読むスピードが遅いことです。どうしても、頭の中で一言一句読み上げてしまいます。それゆえに、読書という行為の敷居を高く感じてしまうわけです。
これは「悩み」ではないのですが、もう少し改善したいと常々思っていることです。そこで読書方法について記述してある文献を何冊か読んでみました。まずは速読法ですが、目の動きの練習などが多く、即挫折してしまいました。(諦めたわけではないですが、、、)理由は目が疲れます。日頃からパソコンを駆使している自分にとって、ただでさえ眼精疲労があるのに、それをさらに酷使する事は体に良く無いと思いました。
一方で、異なる方法で効率よく情報収集をしたり文献に目を通す方法もありました。それによると、根気強く読書を積み重ねると予備知識が備わり、全文に目を通さなくても知りたい部分だけを拾うだけでも十分に元が取れるというものです。これは結構使っています。実際、それらの知識がどの程度身についているのかは不安であり、おそらく理解度テストなどを受けると、まだまだ支離滅裂なレベルだとは思います。しかし、快適に読書ができ、楽しめるレベルに近づいた事は間違いないと思っています。
また、本はその内容によって読み方を変えるというのも良い方法だと思います。技術書、教科書などは速読はしない一方で、既知の内容は明確ですから、バッサリその部分は切り捨てます。学術論文なども同じような手法で攻略しています。
これに加え、オーディオブック(自動車運転時)や、Kindle、iBooks などを利用し、読書(聴書とでもいいましょう。)が可能になり、ユビキタスな環境で多角的に本を楽しむ事が出来るようになりました。中には毎日数冊読む人もいると聞いています。私はそこまでは目指していませんが、確かに自分の知識を豊富にさせてくれるおかげで、人との出会いがさらに楽しいものになりました。
しかし、、、
自筆で書く事が、まだまだ苦手です。これも将来は直したいですね。
NM