こうして会社を営んでいると、規模は小さいながらもVIPをお迎えする事が稀にあります。今回は経済産業省の出先機関である中部経済産業局波多野敦彦局長をお迎えしました。
ご訪問の目的は、移動式水素ステーションの開所式へ出席するため豊橋に来られたとのことですが、視察として樹研工業へお立ち寄りくださいました。この東三河地区には、個性豊かで優秀な企業が多く有る中、こうして当社においでいただけることは大変名誉なことです。
こちらの工場では、自動車のスピードメーターに使用する精密な歯車などを量産しています。射出成形についてはご存知でしたが、実際に小さな部品が機械から量産されてくる様子を見るのは初めてだったようです。 |
このように「知ってはいる」事を、あえて自らの目で確かめることは、非常に重要なことではないでしょうか。私たちも、つい「あ、それは知っている」と言ってしまいがちですが、やはり目で確かめ、可能ならば実体験をする事が、本当の意味での「知っている」ことになると思います。
医療関連品は、品物によっては大変高度な環境管理の下での生産が求められます。高精度であり高信頼なものづくりの最高峰の一つだと思います。今回は、窓越しに当社の最新設備が並ぶ医療向け生産ラインの見学も行いました。 | |
最後は常設展示のプラスチック製品のサンプルをご覧いただきました。 |
私も仕事上多くの会社を見学させていただき、そこで毎回思うことですが、どんな工場でも聞くと見るとでは大きく異なります。訪問させていただくことで、多くを学ぶことが出来、そこから改めて自社工場の改善案なども芽生えてきます。また新たなアイデアの起爆剤になるような事もしばしばあります。
こうして見学していただき、何らかの形で日本経済のお役に立てれば、大変嬉しい事だと思います。
NM
※現在、樹研工業およびジュケン・グループでは、積極的な見学受け入れは行っておりません。ご了承ください。