つい数日前のことですが、地域の中学校で職業教育の支援をしてきました。対象は中学校2年生の生徒です。職業についての知識を持ち、職業への意識を高めようという目的のようです。私はこれが2回目の参加ですが、毎回良い刺激をもらってきます。
やる度に思う事ですが、自分が中学2年生の時「こんなに職業について考えていただろうか?」という印象です。私が中学生の頃といえば、もっぱら遊ぶ事や、好きな音楽の事ばかりで、将来について真剣には考えていなかったというのが実態だと思います。せいぜい、高校進学について考える程度だったと思います。もちろん先生方の指導の下に、生徒たちは意識を高めてはいると思いますが、それにしても的をついた質問が出てくるのです。
私はできる限り対話を持とうと思い、いろんなネタを仕込んだスライドを元に話を進めます。生徒側も元々仕込んだ質問もあるかとは思うのですが、それ以上にその場で出てくる質問がとても素朴で良いものでした。大人に対して講演などをする事もあるのですが、質疑応答で積極的に質問をしてくる人は、ほとんどいません。生徒達には、どうかこのままの姿勢で大人へと成長してもらい、物事への疑問を素直に持てるようになってもらいたいと思いました。
さて、これから数日でフィードバックが返ってくると思います。どんなコメントが出てくるのか、本当に楽しみですね。
NM